2011年6月30日木曜日

【実演コーナー その3-2】クサカベ 超速乾メディウム の巻

前回の乾き待ちを経て・・・3時間後の経過観察です。

油絵具は、そう簡単には乾きませんので、薄塗りがそれぞれが乾いているかどうか確認します。


%は超速乾メディウムの量を表しています。見た目ではまだ乾いていません。

写真左: 恐る恐るティッシュで乾き具合を確認。

写真右: 左から順に、 メディウム 多←―→少 としています。

差はあるものの、メディウムの量が一番多い75%もまだ乾かず。

その後は開始6時間後にも確認してみましたが、若干乾いた程度であまり変化はなく、翌日へ持越しです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
開始24時間後

歴然と変化が現れました。その模様は動画でご覧ください!!

乾くのが早い!たったの一日で油絵具がここまで乾く!素晴らしいメディウム・・・。

さすがに厚塗りの所は、絵具は付かないまでもタオルの跡・指紋の跡が付きました。それでも厚塗りがここまで乾いているとは・・・。

いつも乾燥が遅くて仕上げまでのスピードが上がらない方、展覧会へご出展する際に期限ぎりぎりまで描くという方、是非試してみて下さい。

実演コーナーその3  おわり

クサカベ 超速乾メディウム 楽屋掲載ページはコチラ

2011年6月29日水曜日

【実演コーナー その3-1】クサカベ 超速乾メディウム の巻

本日は実演コーナー第3弾


「油絵具の乾燥大幅に速める」そうなので、どのくらい速く乾燥するか、実験です。


「油絵具と混ぜ合わせる比率は1:1をおすすめします」 とありますので、

(1)油絵具  10:0   超速乾メディウム(0%)

(2)油絵具 7.5:2.5 超速乾メディウム(25%) 

(3)油絵具 5.0:5.0 超速乾メディウム(50%)メーカー推奨

(4)油絵具 2.5:7.5 超速乾メディウム(75%)

この4種類で比較します。



右側の茶色いのが超速乾メディウム。
チューブから出した印象は、大分ゆるーい感じです。柔らかい。



油絵具の量と並べてこんな感じです。


「左:薄塗り  中:普通  右:厚塗り」 と、これをそれぞれパーセンテージごとに、キャンバスを小さくカットしたものへ乗せていきます。


全部終わったな、と思ったところである事に気づきます。

超速乾メディウムに気を取られすぎていて、「超速乾メディウムを使用しない時とどう違うか」を調べるための肝心な0%(油絵具100%)のカットキャンバスを用意し忘れていました。

そんなわけで、↑左の写真はメディウム25%、50%、75%を塗り終わって一息ついたところ。
↑右の写真は慌てて0%のシートを作ったところ。キャンバスが他と比べて小さい事も、しわが寄っている事も気づかないふりをして下さい。

メディウムの注意書きに「速いものなら3時間、もっとも遅いものでも24時間以内で乾きます」とありましたので、3時間程度、乾燥するのを待ちます。


次回へつづく。

2011年6月28日火曜日

重たい&大きい画材は通販で!



こんにちは。なんだか急に暑くなりましたね。


今日の朝はあまりにもシャキッとしなかったので、


楽屋スタッフ2名でラジオ体操をしてみました。


学生時代以来○年ぶりのラジオ体操…。 すっごく頭がスッキリしました!


真面目にやるラジオ体操は気持ちが良いです!




さてさて、本日は…


重たい&大きい画材は通販で!


という事のオススメ。







「画材は手に取って見たいからお店に出向いて買います」 という方でも


ロール紙やロールキャンバス、大サイズのパネルを持ち帰るのはとても大変。


欲しい商品が既に決まっている場合には断然!通販が便利です。


インターネットはやらない、出来ない…という方でもご安心下さい。


楽屋ならお電話でもファックスでもご注文をお受けしております!


電話:03-5617-5213    FAX :03-5617-5212




通信販売を利用したことがないという方も、大きくて重たいものを買う時には上手に通販を取り入れてみて下さいね。


是非お気軽にご連絡下さい。




ファックス注文用紙のダウンロードはコチラ

2011年6月27日月曜日

「ターナー アクリルガッシュ用下地作り材」のご案内

アクリルガッシュは、基本的に何にでも描けるのですが、少し変わった素材に色をのせたい時に必要な、下地作りに必要なプライマーのご案内です。

本日は「ターナー アクリルガッシュ用下地作り材」を4種類ご紹介致します。




ガラスプライマー
接着力に優れたガラス用下塗り剤。
約10%の水で薄めて、できるだけ薄く1~2度塗りで仕上げます。
アクリルガッシュを塗り重ねるまで1日以上乾燥させます。




ウッドプライマー
被覆力と接着力に優れた木部用下塗り材。
ヤニと絵具のしみ込みを抑え、木部への定着を良くします。
約30%の水で薄めて、2~3度塗り重ねます。
塗り重ねるまで1日以上乾燥させます。


メタルプライマー
優れた耐水性と耐候性を持つ金属用下塗り剤。
約10%の水で薄めて、できるだけ薄く1〜2度塗りで仕上げます。
アクリルガッシュを塗り重ねるまで1日以上乾燥させます。


ファブリックメディウム
洗濯しても色落ちしにくい柔軟な布用メディウム。
絵具と同量~2倍程度を混ぜて使います。
塗りにくい場合は少量の水を加えます。





さまざまな素材に描けるアクリルガッシュ。描く支持体に合わせてお選び下さい。



楽屋掲載ページはコチラ




2011年6月24日金曜日

「ガラス絵用透明絵具 ヴィトレイル」のご案内

ルフラン&ブルジョワのヴィトレイルは、ガラスやアクリル板等に直接描ける絵具です。

面倒な焼き付けなどのステップは一切必要なく、塗って自然乾燥させるだけで簡単にステンドグラス風の作品を仕上げることができます!!

(縁取り用サーンカラーを使って輪郭を描き、乾いたら内側にヴィトレイルカラーを使って内側を着色します。)

それぞれの色の艶、透明感、鮮やかさは群を抜いており、定着力も強いので、ガラス、プラスチック、アクリル板等の様々な透明素材に使用できます。

窓ガラスや鏡などのインテリア、ワイングラス、花瓶などのガラス小物に自由にペイントしてみて下さい。

(プラスチック等合成素材の物に対しては、ご使用前にあらかじめヴィトレイルとの相性を確認して下さい。)


ヴィトレイルの特徴……………………………………………………………………

(1)光に透かすと美しく映える透明な色

(2)鮮やかで深みのある色合い、全18色(カラーレス含む)

(3)焼き付けの必要なし

(4)混色も可能(縁取り用絵具を除く)


混色について…………………………………………………………………………

サーンカラーを除く全ての色は互いに混色可能です。

色を明るく、更に透明にしたい場合はカラーレス(010)を混ぜて下さい。

彩度を抑えたシックな色合いを作りたい場合はグレー(251)を少量混ぜて下さい。

2種類の色を表面でかきまわすようにすると、マーブル模様ができます。

HOW TO………………………………………………………………………………

≪STEP1 下地を整える≫
ガラスやアクリル板等の表面を消毒用アルコール(薬局等で入手可)で綺麗に拭いて下さい。
表面に油分等が残っていると絵具の定着が悪くなります。

≪STEP2 サーンカラー(縁取用絵具)で縁取りをする≫
※ステンドグラスのような雰囲気に仕上げるためのステップですが、お好みにより省く事も可能です。
サーンカラーのチューブをペンのような形にもち、チューブの先を軽くガラスの表面に付けます。
指先に均等に力を入れ、絵具を押し出しながら縁取りの模様を描きます。

ガラス板に描く時は、ガラスの下に下絵になるものを置いてその上をなぞる事も出来ます。
描き終わったら1時間ほど乾かします。


≪STEP3 色付けをする≫
サーンカラーが乾いたら、筆に適量のヴィトレイルカラーを含ませ、色をのせたい部分に置きます。のせた絵具を筆先でサーンカラーで描いた境界線まで広げます。絵具の層が厚すぎても薄すぎても良くありません。
厚すぎるとはみだしの元になりますし、薄すぎると耐久性が落ちます。
色を塗り重ねる時は、最初に塗った部分を12時間ほど乾かしてから2回目を塗って下さい。
仕上がった作品は。湿気が少なく埃のかからない場所で3日ほど乾かして下さい。
………………………………………………………………………………………………………



はみ出し処理や筆類の洗浄に使えるクイックドライングペトロールもお取
り扱いしています。







単品でご購入頂くよりもお得なフルセットもご用意しております。
<セット内容> 
ヴィトレイルカラー全18色(各1本)
サーンカラー全4色(各1本)
クイックドライングペトロール1本



※ご注意:ヴィトレイルは装飾用の絵具です。 食物や口に直接触れる部分への御使用はお控え下さい。


ご購入はコチラから

筆商品も取り揃えております。

2011年6月23日木曜日

日本画のぬり絵

日本画をはじめたいと思っている方、コチラの商品をご紹介致します。

ナカガワ胡粉絵具岩絵具初心者用キット

日本画初心者の方にぴったりの岩絵具のぬり絵セットです。

描き方手順書が付いているので、塗り絵を通して日本画の描き方を学べます。

手順書に従って描くと、葉書サイズの作品が完成しますよ。

やってみたいけど難しそう・・・と思いがちな日本画も、ぬり絵なら簡単に始められるのでオススメです。


セットの中には、
絵具9色、下絵2枚、筆2本(面相筆・平筆)、絵皿3枚、透膠液、念紙、

麻紙ボード2枚(葉書サイズ/胡粉引き)、描き方手順書

が入っています。


下絵の種類は、

桜編  紅葉編  蘭編  椿編  紅葉葵編  秋桜編  桔梗編  寒牡丹編  朝顔編

の9種類です。


お好きな下絵を選んで、是非挑戦してみて下さい!



ご購入はこちらから。


2011年6月22日水曜日

人間工学に基づいたエアブラシ「コラーニ」のご紹介

有名インダストリアル・デザイナー、ルイジ・コラーニ氏によって設計された

人間工学に基づいたエアブラシ「コラーニ」のご紹介です。






手にフィットするデザインで、快適なエアブラッシングが体感できます!

別売パーツで、ノズル口径が0.2mmから1.2mmまで6段階にノズルの口径サイズを変更可能。
<0.2mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mmの5種類(別売)>

※初回のセットに付属しているのは、0.4mmのノズルです。



カップサイズも別売のパーツで、2ccから100ccまで変更が可能。
<2cc、5cc、50cc、100ccの4種類(別売)>

※初回のセットに付属しているのは、15cc(蓋付き)のカップです。


人工的な直線を嫌い、自然界の生命体に限りなく同化したデザイン「バイオ・デザイン、人間工学デザインの哲学」を実践している、ルイジ・コラーニ氏の設計したエアブラシ。


是非、お試しになってください!



2011年6月21日火曜日

三菱鉛筆ユニカラードペンシル「ペリシア」のご案内

三菱鉛筆ユニカラードペンシル「ペリシア」のご案内





今までにない色鉛筆が絵心を刺激します。

ビックリする程なめらかでしっとりソフトな描き心地と優れた着色性。

本格的な色鉛筆描画のための <ペリシア>、使うとその素晴らしさに感動するでしょう!

(主な特徴)

「ソフトでなめらかなタッチ」
特殊ワックス採用による新開発の芯だから、今までにないしっとりソフトで、なめらかなタッチで描くことができます。

「発色がよく、抜群の着色性!」
高級微粒子顔料をふんだんに使用しているので発色がよく、着色性にも優れているのでムラのな均一な色塗りが可能です。また、筆圧を強くすれば、濃く力強い迫力のある表現が可能です。

「重ね塗りやブレンド(混色)がきれい」
特殊ワックスの効果で、塗った色の上からでも色がのりやすいので、色の重ね塗りやブレンド(混色)がきれいにでき、様々な色表現が楽しめます。

「ボカシや油絵風タッチの表現も楽しめる」
油絵の画用液テレピン油や調合溶き油に溶ける性質があるので、描いた部分をテレピン油を含ませた筆でなぞることで、描線をぼかすことができます。また、キャンパス上で調合溶き油を使って溶かしていけば、油絵風タッチの絵を描くこともできます。

「色の退行や変色が少ない」
高級微粒子顔料を多く使用しているため耐光性にもすぐれ、退色が少ないため作品を美しいまま保存することができます。


是非!お試し下さい!


2011年6月20日月曜日

銅製膠鍋湯煎式のご紹介

銅製膠鍋湯煎式のご案内


鍋が二重構造で湯煎式になっています。膠(ニカワ)を焦がす心配がありません。

熱伝導率が良く早く温めることができ、火からおろしても外鍋に入っているお湯に

よって保温され、再び膠が固まってしまうのを防ぐという優れもの。

職人がひとつひとつ丁寧に作り上げる高い質感は、使えば使うほど味が出てきて

愛着がわいてきます。

良い道具を使えば創作活動への意欲もよりいっそう増すでしょう!

サイズ; 本体直径12㎝/高さ12.5㎝(つる部分を除く)




※固形膠の溶き方

①水に対して5~10%の膠を容器に入れます。
(割合は用途や使い方により変わります。自分なりの濃さを見つけましょう。)

②一晩ふやかします。夏場は冷蔵庫で。
(固形からでも溶かせますが、かなりの時間がかかってしまいます。)

③湯煎にかけ60~70度で溶かします。


できた膠液は腐りやすいのでなるべくその日に早く使い切りましょう。

保存する場合は冬場でも冷蔵庫で4~5日くらいまで。



2011年6月17日金曜日

「テンペラキット」のご案内

本日はコチラの商品をご案内。

「テンペラキット」

油絵を描いていると、古典的な手法への探求心が芽生えてきませんか?

挑戦したいと思っても、材料から描き方まで調べるには大変な労力と費用がかかってしまいます。

そこで便利なキットをご紹介致します!

新鮮なタマゴとこのキットがあれば、すぐにテンペラ画を始められますよ。

西欧絵画の原点ともいえる「テンペラ画」を体験してみませんか?

楽屋のよくわかるテンペラ教室がリニューアルしましたので、是非ご覧下さい!



【ホルべイン テンペラキット セット内容】
顔料9色/膠/ムードン下地用/シナベニヤ板/綿布/磁器製パレット/水彩筆3種/平刷毛/サンドペーパー/トレーシングペーパー/下絵用黒絵具/防腐剤/テンペラワニス/テンペラワニスクリーナー/ガラス瓶/ビーカー/制作マニュアル



【クサカベ テンペラキット セット内容】
ピグメントセット(18色)ボローニャ石膏(1袋)天然白亜(1袋)地塗用チタニウムホワイト(2袋)混合技法用画用液(1本)ウサギ膠(1個)高級粉末膠(1個)SMサイズシナベニヤ(2枚)和紙(2枚)綿布(1枚)サンドペーパー(1枚)陶器製パレット(1枚)コリンスキーセーブル筆(3本)刷毛30mm(1本)100mlビーカー(1個)メディウム作成保存用ガラス瓶(1本)マニュアル(1冊)



2011年6月15日水曜日

【実演コーナー その2-2】ホルベイン 消えるプロカラーII の巻

本日は、一昨日に引き続きプロカラーIIのお試しで、水分量を変えて比較します。

※注 今回は右利きのスタッフが右手で筆を持ち、左手でデジカメを持ち、という…なんとも不器用な感じで撮影しましたので、手ブレ補正機能が付いているにも関わらず、ピントが合っていない写真が多々ございますがご了承下さい。


使用した水彩紙はミューズ:マーメイドリップルです。
筆はコリンスキーセーブルラウンド短軸#4。

こんな感じでプロカラーIIでシャシャシャーっとかいておきます。

筆に含んだ水分量はこんな感じです。
(左)(中)(右)
少←―→多

それぞれの水分量で同じように描いて乾くのを待ちます。

(左)「水分少なめ」は、もう既に乾いて下に書いたプロカラーIIの線が浮き出てきました。
(中)「水分普通」は、若干ですが画面下の部分のプロカラーIIの青が浮いてきました。
(右)「水分多め」は、まだ乾かず。



全部が完全に乾いたら、こんな状態になりました。

やはり水分量が少ないと線が復活してしまいます。

しかし、あまり水分量が多いと乾燥に時間がかかります。


浮き出てきた部分も含めて、もう一度それぞれの水分量で全部消していきます。

↑半乾き               ↑完全に乾きました

再び、全部が完全に乾いたら右の写真のような状態。
多めの水分で消した部分も乾いて時間が経つと、うっすらとインクの成分が浮き上がりました。


ということで、プロカラーIIの実演はこれにて終了!

コツとしては、筆でなぞるときにプロカラーIIのインクを筆に吸い付けるようなイメージで消していくと
良いかなぁという気がします。

使用する紙など、素材が痛まない程度の適度な水分量で、色が浮き出てきた部分は再度なぞって消す。これできっと綺麗に消えて仕上がります。


ではでは、使用する際には最後までしっかり乾かした状態を確認してから作品を完成させて下さい!!




2011年6月14日火曜日

天気の良い日はスケッチへ その3

スケッチに出かける際に、とってもコンパクトで便利な水彩絵具セットをご紹介します。

ウィンザー&ニュートンの「ハーフパン12色フィールドボックス」




ケースサイズが、1305mm×655mm×35mmでオールインワン型の優れものの12色セットです。

<セット内容>
固形水彩ハーフパン12色、セプターゴールドポケットブラシ、海綿、水筒(35ml)、筆洗、パレット付きケース入り


軽くてコンパクトなポケットサイズなので、スケッチ用に1つ持っておいて欲しいセットです。




2011年6月13日月曜日

【実演コーナー その2-1】ホルベイン 消えるプロカラーII の巻

本日は実演コーナー第2弾です。

「消えるプロカラーIIそらいろ」 を試してみましたよ。

これ、凄い消え具合です!!

では、その模様をお伝えします。




今回使った水彩紙はアルシュ細目(300g)です。



まずは早速プロカラーIIで下書き。適当に花でも描いておきましょー。

では!間違えてしまった線や、余分な線を消していきます。使用した筆はコリンスキーセーブルラウンド短軸#4。


!!! 凄い消え具合! 大・感・動! 大興奮。

勢い余って楽しくて必要な線まで消してしまいそう。

乾くのをしばし待つ。すると…。



消した部分が乾くと少し描いた線が浮き上がってきてしまいました。
水分量が少なかったせい?もう一度少し多めの水でなぞると右の写真のように薄くなりました。

そんなわけで、後日、別の実験を行います。


次。色をのせます。





やはり水分量が少ないと思われる部分はプロカラーIIの線が若干残って見えています。

乾かないうちは消えたなーと思うのですが、水彩紙が完全に乾くと線が復活する部分がありました。




(左)(中)復活した線の部分をもう一度色をのせてみました。今度は先ほどよりお水を大目に含ませて…。

(右)色をのせた上からでも水分が加わると線が消えました。


やはり水分量が少ないと消えきらぬようです。なんでも加減が必要って事ですね。

筆でなぞった時に一瞬でサッと消えるのは、恐らく初めて使った誰しもが「おぉー!」となる事と思います。

水彩画をやっている方、これからの季節なら暑中見舞いを手書きする方、半年先だけれど年賀状を手書きする方!!必見の商品に間違いなし。

楽しくて便利。楽屋イチオシ商品です!是非お試し下さい。
http://www.rakuya.com/dessin/pencil/holbein/0502001000001.html


次回は水分量変えてわかりやすく比較します。



2011年6月11日土曜日

カランダッシュ 水溶性パステルのご紹介

パステルとしての効果はもちろん、水を含ませた筆でなぞるとサァーと溶けて濃く鮮やかな色が広がり水彩画にもなる「水溶性パステル」のご紹介です!

カランダッシュ社製の「ネオアート」と「ネオカラーⅡ」の2種類をご紹介します。


「ネオアート」


微粒子顔料とワックスが主成分で、滑らかな描き味で、耐光性にも優れています。
水で溶かすと水彩画のような優れた発色が得られます。

※直径15mmで高品質微粒子顔料とワックスが主成分の水溶性パステル。

※滑らかな描き味で、水に溶かすと鮮やかな発色を得ることができます。
※水彩画やベタ塗りに適しています。
※10色・15色・30色・9色木箱・60色紙箱・60色木箱(下記写真)のセットがあります。
※成分のワックスが表面にでて、白くなることがありますが、品質上に問題はありません。





※水溶性のパステルで、水に溶けて絵具のように色が広がります。
※塗った色を指でのばして、ぼかすこともできます。
※ペーパーパレット上に色を塗り、水で溶かして水彩絵具のようにも使えます。
※10色・15色・30色・40色・84色缶入・84色木箱(下記写真)のセットがあります。




水溶性の色鉛筆やパステルを溶かして描く技法に最適。
本体に水を充填し、少しずつ押し出しながら使います。


水溶性パステルとご一緒にどうぞ!
大、中、小の3種類からお選び下さい。