~色の表現方法~ | |||||||||||||||||||||
油絵具の変色について 油絵具でよく言われる「混色制限」は、メーカーが実験室で過酷な条件の元にテストした場合に認められるもので、通常の制作や展示の条件下では大きな心配はいりません。 もし、厳重に注意する場合には、ウルトラマリンを含む絵具とシルバーホワイトの混色が最も要注意です。 現在では少なくなりましたが、コバルトバイオレットライトという紫は、鉄を成分とする絵具で変色を起こすことがあるので、単独で用いた方がよいでしょう。 また、クロムイエロー系やクロムグリーン系、およびエメラルドグリーンなどの色は、乾燥するにしたがい黒ずみます。 ローズマダーやピンクマダーなど透明性の赤は、ホワイトとつくるピンクが時間の経過とともに薄くなることがあります。ホワイトの上にグラッシをかけて色を作る絵具に適します。 レーキ系の絵具は、下塗りに使うと、上の絵具層を透して色が滲み出すことがあります。ブリードといいますが、白っぽい画面構成の作品では注意を要します。 |
2011年5月2日月曜日
油絵具での描き方
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油絵は難しそうでなかなか手が出ませんでしたが、なんかやってみたくなりました。何事も挑戦ですよね!
返信削除2011年5月2日16:00 投稿 様
返信削除コメントありがとうございます。
そうですね、油絵は道具をそろえるのを考えるだけでもなかなか踏み出しにくいですよね。オイルの臭いがダメ、という方もいらっしゃるようです。
始めるまでが腰が重い(^^;
きっと何でも始めたらどんどん楽しくなるのでしょうね~。