2011年8月19日金曜日

チューブ水彩絵具には「ホーロー製パレット」を!


チューブ水彩絵具は、水で溶く時の濃度によって、様々な色を出すことができます。

ところが、チューブから出した絵具をそのまま使っていてはうまく調節できません。

そこで、ホーロー製パレットの使用をお奨めします。

絵具のつきがよく、キズのつきにくいホーロー製パレットは絵具を半乾燥させて使用する

にはとても使いやすいからです。


プラスティック製では絵具を乾燥させると、どうしても絵具の乾き方が悪くなり使いにくくなります。


<ホーロー製パレットを使用する手順>

①パレットの上に並んでいる小さなマスに1色ずつ使用する絵具を出します。

図のように奥の方から手前にすき間なくつめていきます。
この時、あまり高く盛りすぎるとパレットの仕切りをのりこえ、隣の色と混ざってしまうので注意。


②全色出し終わったら、パレットを広げたまま、1日ほど自然乾燥させれば完成。

色によっては、乾きにくい色もあるので注意!
パレットを立ててもタレない程度にしておきましょう。


③筆に水を含ませて、絵具の表面をなでるようにすれば、濃度の調節が簡単にできます。

広い範囲を塗る時には、水をたっぷり使って、大量に溶くこともできます。


④使用後は、パレットの混色用の広い面だけ洗えばOK。

汚れの少ない時は、水をつけてティッシュで拭き取るだけでもきれいになります。
絵具が他の色で汚れた時は表面だけ筆できれいにしておけば、次回も使いやすいですよ。


※絵具の特質を最大限に引き出すために、是非!ホーロー製パレットを!



3 件のコメント:

  1. とっても勉強になりました!

    どうりで教室の先生が、私達の使っているものと違うパレットを使ってらっしゃる訳だと納得しました。

    ホーロー製パレットだったんだ。

    私も購入して使ってみます!

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  2. チューブ水彩絵具の正しい使い方は、こうなんですね!

    恥ずかしながら、知りませんでした。

    早速、購入して、この使い方を試してみたいと思います。

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  3. ご返信が遅くなりましてすみません。
    コメントありがとうございます!!


    初心者 さん
    パレットなら断然この商品がおすすめです。最初は少し値段が高いかな・・・なんて思う方も多いと思いますが、長くご利用頂けると思いますよ。

    gaogao さん
    この使い方だと片づけも楽で絵の具をいちいち出さなくて良いのでとっても便利です。もうお試しいただけたでしょうか。

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