アクセル・ヴァインブレヒト べータペン の試し描きを行いました。
べータペンとは・・・
鉛筆のルーツである「Metal point」と呼ばれる金属の先端を削ったペンシル、 ドイツの金属製ペンです。
「半永久的に使える」を売り文句に、2008年にはGOOD DESIGN賞、2010年にはドイツデザイン賞を受賞しました。
気温や気候の条件に関係なく、あらゆる紙に筆記可能です。
というような商品です。
早速あけてみました。
今回試し描きに使用したのはこちら↓
べータペン:シルバー
ホルべイン カラージェッソペーパー ホワイト/レッドオーカー/ブラック
ミューズ スケッチブック ピクチャー15/ニューブレダン233g 水彩・版画用中性紙
べータペンの色はシルバーの他にブラックとチェリーウッドがあります。
まずはスケッチブックに描いてみます。
第一印象・・・ 「薄い!(色が)」 「重い!」
結構シャカシャカと強めの圧で描いたのですが思ったより薄いです。
画鉛筆でたとえると2H~3Hくらいの印象です。
(濃さの感じ方には個人差があります。ご了承ください。)
薄いですが、重ねて描いていったら面白そうです。
金属なので当たり前なのですが、結構重いです。量ったら約22gでした。ほぼ同じ長さの普通の鉛筆は約2g。約11倍。そうは言っても鉛筆ですから、大したことないです。
試しに消しゴムで消してみます。
全然消えません・・・。使っているのは普通の鉛筆なら強力に消えるプラスチック消しゴム。
強く消してもこの程度。色が薄まる感じです。これ以上消したら紙が傷みます。
(すでに紙の繊維がはげ気味です。)
次にカラージェッソペーパーに描いてみました。
カラージェッソペーパーは残念ながら2014年2月現在、楽屋では販売をしていませんので、
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.holbein.co.jp/product/canvas/board.html#can17 (ホルべイン画材の商品説明ページです。)
ホワイト→ブラック→レッドオーカーの順に描いてみましたが、ブラックとレッドオーカーだと、
描いた後のべータペンが、一層シルバーに見えます。
角度を変えてみると、白・黒・グレー・シルバー・と変化、透明っぽくも見えます。
カラージェッソペーパーに描いたあとも試しに消しゴムで消してみました。
消えるどころか伸びて黒くなりました。
これを上手く活かす作品を描くというのも良いかもしれません。
支持体によっていろいろな変化があるので何に描くかで違う表現が出来そうで面白いです。
ここまで試してスタッフ一同少し驚いたのがこちら。
金属なのにこんなに減ってる・・・!
最初と比較すると、
カラージェッソペーパーは質感がやすりのように硬いので、上記のように試し描きしただけでも結構減りました。
商品に付属されている紙にも
「お手入れ方法/丸くなった先端を尖らせたい場合は、きめが細かいサンドペーパーをご使用下さい。」とありました。
皆様もいろいろな支持体とべータペン、是非お試し下さい。
楽屋掲載ページはこちら
~ご注意~
このペンは、筆記を実現するために鉛が含まれております。口には入れないようご注意ください。特にお子様のご使用はお控えになり、お子様の手の触れる場所には置かないで下さい。
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