2011年5月10日火曜日

ピカビア コリンスキーセーブル筆のご紹介


「ピカビア コリンスキーセーブル筆ラウンド短軸」





毛皮などでも有名な、最高級のコリンスキーセーブルの毛は耐久性・弾力性があり、まとまりに優れています。毛自体が膨らんで絵具を多く含み、絵具離れが良いので、水彩画に最適なのは、言うまでもなく、油彩画のプロの方々も愛用する本格的な筆です。一度使用すると他の筆が使えないというご意見も多い評判の筆です。

最高級のコリンスキーセーブル筆は、様々な筆メーカーから販売されていますが、非常に高価な価格帯となっています。が、今回ご紹介する「ピカビア コリンスキーセーブル筆」は、コリンスキーセーブル筆の価格破壊と言っても過言ではない位、廉価な価格設定で販売されています。

しかも当店では、定価でも廉価な価格帯なのですが、さらに20%割引価格で販売しています。





ラウンド短軸、ラウンド長軸、フィルバート、ライーナーの4種からお選び下さい。

当店で人気No.1でしかもロングセラーでご利用者にも好評のお薦め商品です。

まだ、ご利用になったことのない方はぜひ、これを機会にお買い求め下さい!





2011年5月9日月曜日

絵具とは・・・

絵具は何で出来ているのかを簡単に説明致します。

絵具を作るためには、何といっても「色」の元がなければはじまりません。その絵具に使用される色の元を「顔料」といいます。顔料は色のついた細かい粒子で、油や水に溶けることのない物質です。

顔料を紙やキャンバスといった支持体に擦り付けると、一応絵を描くことはできますが、その描いたものをそのまま保存することができません。ちょっと触っただけでも顔料は取れてしまいます。描いたものを定着させるためには、顔料をなにがしかの材料で画面に固定してやらなくてはなりません。そこで顔料を固定するための「糊」の役割をする材料が必要になります。その「糊」の役割をする材料を専門用語で「ビヒクル」といいます。

つまり、色を出す材料の「顔料」と、顔料を画面に固定する材料の「ビヒクル」が混ぜあわされて、初めて「絵具」となります。

絵具には、色々な種類がありますが、この「ビヒクル」によって、出来上がる「絵具」が変わってきます。





たとえば、

1)「顔料」+「乾性油」=「油絵具」
2)「顔料」+「アラビアガム」=「水彩絵具」
3)「顔料」+「アクリルエマルジョン」=「アクリル絵具」

など(上の図を参照してください。)

このように、同じ顔料を使っても、練り合せる「ビヒクル」の違いによって色々な絵具が作りだされます。

絵具の性質である「水に溶ける・溶けない」とか「耐水性がある」とか、「画面の光沢の有無」や「乾燥の早い・遅い」という絵具の性格の違いのほとんどは、この「ビヒクル」の性格の違いから生じます。







2011年5月7日土曜日

人気の木製パネルHDシリーズのご案内

木製パネルで作品を制作して困るのが、湿気や経過年数によってパネル自体が反ってしまったり、歪んでしまったりするトラブルです。

その問題を解決するために開発された木製パネルをご紹介いたします。
発売開始から好評で人気の高い商品です。下記をご覧下さい!




水彩画、日本画はもちろん、油絵やアクリル画にも使用可能な良質の木製パネルです。良質の木枠で有名なマルオカ工業製パネルは、従来品とは異なります。裏桟の四隅に「組手構造」、中桟隅に「ホゾ組構造」が施してあり、パネルの反りや歪みを低減し、高強度を実現しました。また、この品質で、従来のパネルと同等の価格を実現しました。



更に、木製パネルで作品を制作して困る、もうひとつの問題点が、パネルのベニヤ自体からニジミ出てくる「アク」によって下地が変色してしまうトラブルです。

その問題を解決するために開発された下地加工済み木製パネルをご紹介いたします。
こちらも発売開始から好評で人気の高い商品です。下記をご覧下さい!




日本画におすすめの下地加工済の木製パネルです。
基底材のベニヤにアク止め用のペットフィルムと白原紙で下地加工がなされているので、下地作業の必要がありません。



HD-2パネルも、HD-1パネル同様、裏桟の四隅に「組手構造」、中桟隅に「ホゾ組構造」が施されているので、パネルの反りや歪みを低減します。


この2つのシリーズは、品質、価格ともにご納得頂ける良質なパネルです。規定のサイズを全サイズ販売しています。

また、規定外のサイズも御見積もりの上、ご購入頂けます。

是非、商品名をクリックして当店HPでごゆっくりご覧下さい!







2011年5月6日金曜日

水彩絵具の基本的な描き方




水彩の基本色は、紙の白さを生かして使うことを前提に選ばれます。

ここに挙げた12色は、比較的濃度のある色が選ばれていますが、水を使うことにより、幅広い色彩を表現できます。また、同じ色相の色でも、透明性のウォッシュを中心に使う色と被覆を中心に使う色があり使い分けます。



※色づくり

透明水彩の色作りには、色を重ねる「重色」と直接混ぜ合せる「混色」技法があります。

重色では、変化に富んだ色彩が生まれ、混色では重みのある色調が生まれます。

同じ色相でも、塗り方を使い分けることにより豊富な表現効果を得ることができます。




※塗る

水彩絵具は水によってさまざまな表情を見せます。水をたっぷり使うと透明性で伸びやかな色面をつくります。画面に空間や広がりを作る「塗る」という効果は、画面全体のベースになる重要なテクニックです。


ポイントは、絵具と水のバランスで、水加減を思いどうりにすることが表現を思いどうりにすることにつながります。



※描く

塗ることと並んで「描く」ことは、画面に緊張感とメリハリを与えてくれます。


線描による描きこみや、点描、ハッチングによる描写が、色面とコントラストを形成します。塗るだけでは、ぼんやりとした表現になりがちですが、線描だけでも硬くなります。これらの調和が画面にハーモニーを生みます。




※拭き取り

「塗る」と「描く」は、絵具を画面に乗せていく、いわば、プラスの表現です。


水彩絵具は、水により活かされます。一度塗った絵具を水で洗い流すことも簡単です。強く描きすぎたところ、ずっと遠くの景色など、水をつけた筆や布で絵具を洗い取ることにより、新しい効果が生まれます。




※味付け

上記の基本的なテクニックに加えて、特殊な効果を導入することにより、画面に味わいが生じます。


「にじみ」や「マチエール」は、画面に変化を与えるとともに、生き生きとして魅力ある作品に欠かせない味になります。








2011年5月2日月曜日

油絵具での描き方

~色の表現方法~



油絵具で描画するときの塗り方は極めてたくさんあります。皆様のアイディアしだいで作品の表情はさまざまに変化します。主な表現方法を紹介させて頂きます。

皆様の参考になれば幸いです。



混色
油絵具は、自由に混色できます。オリジナルカラーをそのまま用いるだけでなく、ニュアンスを変えて自在に色を作ることができます。混色の場合、不透明色やコンポーゼ色を混ぜ合せると発色が鈍くなり濁るといわれますが、逆に、重厚さと色の深さは増します。色は、隣り合う色の響き合い、全体のバランスです。油絵具では、さまざまな色を創っておおいに楽しんでください。



厚塗り
チューブから出したままの油絵具をパレット上で少しこね、ナイフや硬い筆でキャンバスに厚く塗ります。もっとも豪快で、油絵らしいマティエールのひとつです。特に画面上でナイフや硬い筆で数種の油絵の具を混ぜ合せると、互いの色が生きたまま寄り合い、複雑な表情をみせます。



平塗り
チューブから出した油絵具を少量のオイルで薄め、キャンバスに置くように塗ります。絵具を引き伸ばしてしまうと、やや薄っぺらになります。最も単純な色の置き方です。



薄塗り
油絵具を引き伸ばすように塗ります。下の色が透けて重層効果になります。隠蔽性のある絵具を薄く塗ると下からのぞく下塗りの色と呼応し、複雑な表情になります。



おつゆ描き
油絵具にテレピンなどを多量に混ぜて薄め、キャンバスに染みこませるように塗ります。初期の描画段階では、画面を脂ぎらせずに着色できるので主に使われます。最終段階までこの描き方では、画面の定着力が無くなってしまい、弱い油絵になります。

ハッチング
やや、オイル分を多くした油絵具を細い筆につけ、筆先で線を描くように塗ります。線を重ねることで色を塗りますので、平板でなく、方向性も含んだ塗り方になります。



点描
筆先だけを用いて、絵具の点を並べるように塗ります。色が混ざり合わず併置されるので、彩度の高い塗りこみができます。


グラッシ:透明描法
オイル分を多量に、油絵具を少なめにして色液を作り、柔らかい筆や刷毛で薄く塗ります。下の絵具やキャンバスの白さが生かした塗り方です。グラッシともいいます。「グレージングバニス」などがそのまま使えて便利です。



盛り上げ
ナイフなどを用いると、油絵具は厚く塗ることが出来ます。置かれた絵具の形がそのまま残ります。



スクラッチング
一度塗った油絵具が乾かないうちにナイフの先や筆の軸で引掻くと、簡単に絵具を取り除くことができます。下の色を浮き出させたり、画面に線描的な筋を入れたりすることができます。



油絵具の変色について

油絵具でよく言われる「混色制限」は、メーカーが実験室で過酷な条件の元にテストした場合に認められるもので、通常の制作や展示の条件下では大きな心配はいりません。

もし、厳重に注意する場合には、ウルトラマリンを含む絵具とシルバーホワイトの混色が最も要注意です。

現在では少なくなりましたが、コバルトバイオレットライトという紫は、鉄を成分とする絵具で変色を起こすことがあるので、単独で用いた方がよいでしょう。

また、クロムイエロー系やクロムグリーン系、およびエメラルドグリーンなどの色は、乾燥するにしたがい黒ずみます。

ローズマダーやピンクマダーなど透明性の赤は、ホワイトとつくるピンクが時間の経過とともに薄くなることがあります。ホワイトの上にグラッシをかけて色を作る絵具に適します。

レーキ系の絵具は、下塗りに使うと、上の絵具層を透して色が滲み出すことがあります。ブリードといいますが、白っぽい画面構成の作品では注意を要します。